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2011年6月

2011年6月30日 (木)

目黒区ファームの野菜たち ~トマト~

目黒区のみなさん、こんにちは。 毎日、暑いですねsun

今日は、夏野菜のヒロイン、トマトについてのレポートです。


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このトマト、増富の農場では、トウモロコシとならんで大人気の野菜なんです。

「トマトは苦手~shock」という子どもたちも多いなか、「ここのトマトは食べられるlovely

と、かぶりついてくれた子どもたちも何人もいたんですよ!


さて、そのトマトたち、今はこんな感じです↓↓

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頭にビニールの傘のようなものがかかっているのが、分かりますか?



トマトの原産国は、ペルーやエクアドルなど、南アメリカはアンデスの

高原地帯といわれています。

生まれが涼しく乾燥した高原なので、あまり雨が好きではないんです。

また、水にぬれると、赤い実が割れてしまったりもするので、こうして

“雨よけ”の傘をかけているんですよ。



夏でも涼しく、雨も少ないここ増富地区は、トマトの栽培にはうってつけ。

とってもおいしいトマトができるんですよshine



さて、3月に種をまいたトマトにも、今では黄色い花が咲いています↓↓



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ハチなどの虫たちが受粉をしてあげることで、これから実がそだっていき、

8月には真っ赤なトマトが採れるようになります。


毎日とっても暑いですが、本格的な夏は、まだちょっと先のようですね。


みなさんも、暑さで体調をくずしませんように!

2011年6月28日 (火)

目黒区ファームの野菜たち ~青大豆~

目黒区のみなさん、こんにちは。

今日は大豆についてのおはなしです。


大豆といえば、豆腐や納豆、味噌やしょうゆといった、私たちにとって

とても身近な食べ物です。また、節分のときにまく豆としてもおなじみですね。

下の写真が、私たちが育ていている大豆です↓↓

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節分のときの豆とちょっとちがいませんか??


みなさんがよく見る大豆は、黄色っぽい色をしたものではないでしょうか。

私たちが育てている大豆は、それよりも緑がかった色をしているもので、

この地域で古くから「青大豆」と呼ばれ、育てられているものです。


野菜のなかに「トマト」「ナス」といった種類があるように、

ひとくちに大豆といってもさまざまな種類があるんですよ。



地域がちがえば、ちがった種類の大豆が育てられていることもあり、その

地域特有で古くから育てられていた大豆は、『地大豆』とも呼ばれています。



ここ北杜市内の縄文遺跡では、日本でも最も古い、約5000年前の大豆跡

見つかっているそうですsign03 もしかしたら、この青大豆のご先祖さまかも

しれませんね!




さて、今日は、6月15日に種まきした大豆の様子を見に行ってきました。

こちらが、種まきのときの写真↓↓


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スタッフが何かを押していますね!?



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これは、手押し種まき機の「ごんべえ」君です。

なんと、「1.種をまく穴を掘り」、「2.種をまき」、「3.土をかぶせる」という

一連の作業を一度にやってくれるんですよ!! しかも、ガソリンなども不要。

名前によらず(!?)、高機能で地球にもやさしいすぐれものですねgood 

さて、種まきから10日ほどたった今日の写真がこちらです↓↓


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きれいに、生えそろっていますね。



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ならんで、すくすくと育っています。



昨年は、9月にみずみずしい「枝豆」として収穫をされた学校さんもありました。



「枝豆」の状態から乾燥がすすみ、「大豆」として収穫されるのは10月下旬~

11月上旬になります。11月には、収穫した大豆を使った「味噌仕込み」の

イベントなんかもやるんですよsmile



「味噌仕込み」については、また、どこかの機会にお話ししたいと思います。

農場からのおたよりでした!

2011年6月23日 (木)

森林をまもるためには

目黒区のみなさん、こんにちは。

前回に引き続き、今日もちょっとまじめな森林のおはなしです。


地球の表面は、7割を海が占めており、陸地は3割となっています。

その陸地のうち、森林が占めている面積の割合は約30%だそうです。

つまり、地球の表面の約1割が森林だということですね。

そして日本はというと、陸地の面積の約7割を森林が占めているそうです。

これは、フィンランドに次いで世界第2位の「森林率」なんだそうですよ!



前回のブログでも書きましたが、戦後、木材が必要になることを見込んで、

スギやヒノキといった木々が「人工的」に植えられました。

山梨県の森林の約44%は、こういった人工的に植えられた林だそうです。

しかし、国外から輸入される外材におされ、40~50年経って「切り時」を迎えた

木々たちの多くが、十分な整備もされない森の中で、使われないままでいます。


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人の足が離れ、整備がされなくなった人工林は、暗く植物の種類の少ない

森になり、動物たちの餌も少なくなります。その結果、餌を求めて動物たちは

里におり、農作物を食べてしまう「鳥獣害」の一因にもなっています。

畑のまわりに張られている柵は、シカやイノシシから作物を守るためなんですweep





でも、もともと増富地区は、薪炭で潤った森林資源の豊かな地域です。

大事な森の恵みがなくならないように、森林での仕事の中には森を守り、

育てる知恵が組み込まれていました。



例えば、植林をしたスギやヒノキ、カラマツなどの針葉樹は、「枝打ち」といって

幹の下にはえた枝を切り落とすことで、“節”のない材を育てることができます。

また、定期的に木々を間引いていく「間伐」を行うことで、家々の柱になる

ような太い木に育てることができます。


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こうした「枝打ち」や「間伐」を行うことは、同時に地上に太陽の光を届け、

木の下の草花を育て、様々な動物を育んできました。

つまり「林業」は、木を切るだけではなく、森を守る仕事でもあるんですよ!




こうやって文章で書くと、「なんだか難しそうだな~」と思うかもしれません。

でも大丈夫。みんなで力をあわせれば、木を倒すことだって出来ちゃいます。

そして、みなさんがケガをしないように、私たちスタッフもついています。



まずは、大事な森林を守るために、こんな仕事もあるんだ!と

知ってもらえたら嬉しいです。

そして、将来、森を守る人になりたい!と思ってもらえれば、なおうれしいですsmile

ここ増富での森林体験が、みなさんと森を近付ける一歩になりますように!!

2011年6月21日 (火)

森林について

目黒区の皆さん、こんにちは。

今回は、農場を少しはなれて、森についてのお話をしたいと思います。

森の木々には、大きく分けて2つのグループがあることをご存知ですか?

ひとつは、マツやスギといった、葉っぱが針のようにとがった木のグループ。

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これらは、「針葉樹」と呼ばれています。

もうひとつは、モミジやサクラのように、平たく広がった葉っぱのグループ。

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これらは、「広葉樹」と呼ばれます。

カブトムシやクワガタが好きなコナラやクヌギといった木々たちもこのグループですね。

皆さんが訪れる、この山梨県の増富という地区は、とても森に恵まれた地域で、

実に面積の95%が森におおわれています。

そして、針葉樹の林と、広葉樹の林、どちらもふんだんにあるんですよ。

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こちらは、広葉樹の多い林。

もともと、増富地域には、こういった広葉樹の林が広がっていました。

広葉樹の木は、燃料となる炭や薪として、重宝されたそうです。

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こちらは、針葉樹のカラマツの林。

針葉樹のスギやマツ、そしてヒノキといった木々は、家を建てる木材として利用されます。

戦争で多くの家が失われた日本では、家を建てなおすために、日本中でスギやヒノキといった、針葉樹が人工的に植えられました。

ここ増富でも、カラマツという種類の針葉樹が、人の手によって多く植えられています。

このように、人の手によって植えられた林や、自然にあった林を育て、管理し、木材を生産する仕事、それが『林業』です。

7月に、ここ増富に来ていただく中根小学校さん、烏森小学校さんには、この林業について学んでいってもらう予定です。

林業とは、いったいどんな仕事をするのか!?続きは次回、ご紹介します!




最後に、農場の写真を1枚。

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こちらは、パンやうどんの原料となる小麦の写真です。

昨年の秋にまかれた小麦は、厳しい冬を乗り越え、すくすくと生育中ですup

烏森小学校さんや中根小学校さんが訪れる7月の半ばには、収穫の時期を迎え、黄金色に色付いた小麦を見ていただけると思います。お楽しみに~scissors

2011年6月17日 (金)

目黒区ファームの野菜たち ~トウモロコシ~

目黒区の皆さん、こんにちは。

ここ、山梨県北杜市でも、梅雨らしい天気がつづいていますよ。


さて、今日は、夏の野菜のスターshineトウモロコシについてです。

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昨年、9月に行った体験では、菅刈小学校さんと原町小学校さんにトウモロコシの収穫を行ってもらいました。

生のままかぶりついたり、茹でたものを食べてもらったり、とても好評でしたよhappy01

トウモロコシは、採りたてが一番甘くておいしいんです。

私たちが作っているトウモロコシは、虫や雑草を殺すような薬は使っていないので、生でも安心して食べてもらえるんですよ。

さて、ここえがおつなげての農場では、先日から、何回かに分けてトウモロコシの種まきをしています。

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ここで植えられているのは、「キャンベラ90」という種類のトウモロコシです。

この“90”という数字は、種をまいてから収穫できるまでのおおよその日数を示しているんですよ。

8月末から9月にかけて毎週のように訪れるそれぞれの学校さんにあわせて、少しずつ種をまく日もずらしているわけなんです。


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こちらは、別の場所にいた、芽が出た直後のトウモロコシ。

頭をちょっぴり出したばかりで、なんともかわいいですねheart04


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こちらは、さらに別の場所にいた先輩トウモロコシ。

もう5cmぐらいまで伸びてます。

今回まいたトウモロコシ、数字どおりにいけば、9月の中旬にとれるわけですが、気温の高い低い、雨が多い少ないなどで、必ずしも90日前後で取れるとは言えません。

特に、農場のある場所は標高が1000mを超える高冷地なので、どうしても90日以上はかかってしまいます。


今年はどんな夏になるのかでしょうか。

どうかトウモロコシたちがすくすくと育つ夏になりますように!!

2011年6月15日 (水)

目黒区ファームの野菜たち ~花豆~

目黒区のみなさん、こんにちは。

今年1番目となる小学校の体験教室も、あと1カ月にせまりました。

そこで、みなさんにお会いする前に、今の野菜たちの様子を、少しずつ紹介していきたいと思います。

今日は、花豆について。

ここ増富を赤い花でいろどるマメ科の野菜です。

とても粒の大きな豆ですが、標高が1000mを超えないと大きな豆にならないと言われます。

標高の高い増富ならではの野菜と言えますね。

プロフィールにも載せている写真ですが、子どもたちの行進の後ろにうつっている背たけの高い緑が花豆です。

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みなさんの背たけをはるかにこえて大きくなる花豆ですが、今はこんな感じです。

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今日は、ここ花豆の畑で、「間引き」という作業をしました。

花豆の場合、2粒の豆を種としてまいています。これは、もし片方の芽が出なかった場合の保険でもあります。

2つの芽が育ってきたら、ある程度大きくなってきた段階で、育ちのいい方を残して、もうひとつの芽は抜いてしまいます。

ちょっとかわいそうですが、これはたくさんの実を取るためなんですよ。

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間引いた花豆の写真です。種の花豆の大きさは、私の時計と同じぐらい。

この大きさ、分かってもらえますか!?

さて、上の写真にもありましたが、花豆の芽の横にはひものようなものがぶら下がってますね。

花豆はつる性の野菜で、このひもにまきつきながら上へ上へと伸びていきます。

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花豆は、上の写真のように、必ず反時計回りにまきついていくそうです。

うまくまきついていない芽は、ちょっと手でお手伝いして、ひもにまきつかせてあげました。

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これは、「つるの誘引」という作業でもあります。

ちょっと雑草も抜いてあげて、今日の花豆の作業は終了です。

収穫は、9月頃からはじまります。

今年も、たくさんの実りがありますように!!

2011年6月 9日 (木)

目黒区ファームだよりをはじめました。

目黒区のみなさん、こんにちは!

私たち“えがおつなげて”は、山梨県北杜市で、農村と都市をつなぐ

活動をしているNPO法人です。

このブログでは、目黒区から、私たちの農場 “えがおファーム”に

来ていただいて、いろいろな体験をしてくださる皆さんの活動を

ご報告していきます。

このブログを通して、農業や林業、山梨県の自然を少しでも

身近に感じていただければと願っています。

どうぞ、お楽しみに!

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